賢狼海賊団 vs サーセン海賊団

サーセン「私はサーセンと申します。
      どうやら、東の街道が封鎖されて
      お困りのようですな。」

サーセン「さすがに教会の前で
     詳しい話をするのはまずいんで、
      場所を変えましょう。」

サーセン「どうです?
      酒場のほうで話しませんか?
      お待ちしておりますよ。」

つとむ「酒場の前で声をかけてきた
    サーセンは、酒場の奥にある
    テーブルに座っていた。」

サーセン「ああ、よくいらっしゃいました。
      やはり東に行きたいようですな。」

サーセン「それでは、
      具体的な話をいたしましょうか。」

つとむ「このサーセンという男は
    この辺に詳しくて、街道を
    使わない抜け道を知っているらしい。」

つとむ「サーセンは傭兵を雇って、
    商人の護衛などを請け負う仕事を
    しているとのことだ。」

つとむ「ボクがちらりとホロを見ると、
    ホロはうなずいた。
    小声でボクに伝えてくる。」

ホロ(うさん臭い男ではあるが、
   いまのところ、
   嘘はついておらんようじゃの)

つとむ「サーセンの申し出によると、
    出発のときには
    金を払わなくてもいいとのことだった。」

つとむ「その代わり、隣の町に着いたら
    帰りの分の代金もあわせて
    全額を払ってほしいらしい。」

サーセン「往路の護衛で役に立てれば
      そちらも代金を支払いやすいでしょう?」

こんなネタキャラを相手に、一歩でも退いちまったら、
何か大事な今までの誓いとか約束とか・・・いろんなモンがヘシ折れて
もう二度とこの場所には帰ってこれねェような気がする

つとむ「サーセンに護衛を頼み、
     ボクたちはヴァルアリーの町を
     目指すことになった。」

フッフッフッ フッフッフッ………!!
おめェなァ…「人身売買」なんてもう古いんだよバーカ…!
時代はスマイルさ

お前は…この未来をどう読む?
賢狼海賊団 vs サーセン海賊団

ドン!!