第14話「危険な影」

「みーくぅーん〜〜♪待ったぁ〜〜〜〜ん♪」
今日もねーちゃんランデブーが宇宙を席巻するんだね。。。アーサーラブクラーク思想だよ亜美ちゃん。
「あふふふふふぅ♪」 「うふふふふっ♪」
アバズレ!アバズレ!言うなんてひどいお!イケメン大好きで、気が多くて、露出が多くて、スキンシップが多くて、
体を許しやすくて、惚れっぽいだけだお!普段のビジネスストレスを考えたら許容範囲だよ!


「ちょっとマスタ〜〜〜へんな言い方しないでよ〜」 「みぃくんはね、わたしがやっと出会えた運命の人なの」
ついに運命の扉が開いたんだね亜美ちゃん。ついでに夏への扉も開いちゃうんだねフレドリカヴァージニアハイニック。
「みぃくん…」 「あぇ?」 「みぃくぅ〜ん」
ウットリーヌボイスがリップスティックアドベンチャーだよ亜美ちゃん。
「ぅえ?」 「あぁっ…やだぁ…ちょっとイケメンじゃない…」 「あっ…あのこれは?」
紅薔薇の貴公子なんだね。。。ローゼスビットでハリケーンランされたいよ亜美ちゃん。


「まぁ…そうだったんですかぁ…」 「そ…それってつまり…」 「まぁぁ…」
紅薔薇の貴公子が…コクってる…でもあれは…ねーちゃん!!なんだねマーサ。可哀想だよニーナ・カルロワ。
「あの…でも…たった今、初めて会ったんじゃ…」 「あっ…あっ…あっ…あ…」 「あっ!はい…」 「あはぁ…」
惚れっぽいキングダムのプリンセスだよ麻結ねーちゃん。ビリーブとキストゥヘヴンが混ざり合ってゴールなんだね。


「ごめんなさい…あぁ…みぃくん…」 「わたし今、この人と付き合ってるの」
狩人を禁猟しっちゃったんだね。アンドロイドは電気子羊とちゅっちゅする夢しか見ないよ亜美ちゃん。
「プロポーズはうれしいけど、お受けできないわ。わたしそんな軽いオンナじゃないもの」
恋の斤量は軽くないよね。レーティング125を超えてない馬に用はないよ。狩人に興味があるのは、みだれうちだけだよ。


「沼津組ってなぁに?」
夜も眠らないサイバー組・津田沼のライバルなんだね。。。
暴力団!?ちょっとみぃくんどういうこと?」 津田沼の灯のもとに戦うんだね。。。


「みぃくんのパパは公務員じゃなかったの?」 「ふぅぇぇぇ…!?」
恋の公務執行妨害なんだね。公務員かと思いきや非常勤職員だったんだね。。。
「だましたのね。だってみぃくんパパは勤続30年の地味な公務員だって言ってたわよ」
「いや!触らないで!うそつき!詐欺師!」
公務員年代記なんだね。。。イッツミーのウソツキ四択ハートがミリオンスロットしそうだよ。
「嫌い!あなたなんかもう顔も見たくないわ!出てって!今すぐ出てって!」
高収入の銀行員だから女性の肉体だけが目当てなのでしょう。顔も見たくない!


「おかわり!」
ヒルマンの次はおかわりくんですか!なんという惚れっぽさ。
「いいからつげー!」
おかわりくんの後はつげ義春。なんという惚れっぽさ。
「んっ…んっ…んっ…でぁあぁぁ…」 恋のジャックダニエルが暴走しそうだよねーちゃん。
「わたしったらどうして男運が悪いのかしら、こんろこそ確かな人だと思ったろりぃ…」


「んん…そうかなぁ…んはぁ…」 「はぁっ!」 「み…みぃくん…?」 「ぅぇ…?あばずれ…」


「みぃくんやめて、わたし!あれから考えてみたんだけど!」 「ぅっ!そんなっ!」
自分に自信がないから、レディを傷つけるっていうのは恋のルール違反だよクソ銀行員!


「わっわたし!あなたの嘘に腹を立てただけよ!お父さんのことなんてぜんぜん気にしてないわ!」
腹でそばを茹でてあげたいよ。。。寒い雪山で二人。。。そんなときに食べさせてあげたいよ。。。


「ヤダ。アンタ、わたしのことアバズレで、体以外とりえのない女だって思ってたんでしょ!」


「サヨウナラ」
ねーちゃんは無慈悲な夜の女王だよ。。。