第八幕「狼と正しき天秤」

「魔術師が女でないことを祈るばかりじゃのう」


「主は女に騙されやすいからじゃ」

「アレ以来、確実に酒の量が増えておろう」


「酒場へ行けば大概話題になってるしのう。メディオ商会は」

「あほうな生き物じゃのうオトコと言うものは」


「なんという不届きな
酒場が閉まるのが早すぎる。

「つつましい暮らしと、神への祈りにしか興味がない町ということじゃろ」

「何が楽しいのか全く気が知れぬ」


「大きい町なのかや?」

「リンゴあるかや?」

「漬物?」 「ほぉ」 「うむふぅ」 「はぁぁぁ〜〜〜」
カルディアのお嬢さんと違って、漬


「おっ」

「ぬし、うそではなかろうな」

「も…っ、もし並んだら、並んだらどうなのじゃ」

「絶対じゃな!」 「約束じゃぞ。よいな」


「では行こう」 「ぬし早く行こう」

「きまっとる、宿へ行き荷馬車に乗ってなんとか紹介に行く」

「すぐにリュビンハイゲンへ出発する」
「売り切れるかも知れぬ」

「ハチミツじゃぞ、信じられる」

「なしも捨てがたい」

帽子


「水をもらえるかの?」


「ちょっとめまいが」


「だいぶ…ありがとう…」

「わっちにはどうもまだ」


「足し算くらいできるわいなぁ、足し算どころか引き算も得意じゃ」
しっぽ



しっぽ枕

傭兵団
ナバール軍団との戦いなんだね。
しっぽ姫なら、

「うん」

「人間より楽じゃ」
オレルアンの狼との戦いなんだね。


すくなくとも、話は通じる

つまらぬ。わっちは昼寝。

そのくらいわかりんせ

心配性じゃな



工事中