細田守。釜山で

Q. 明日のナージャ26話「フランシスの向こう側」でもそうだったと思うのですが、重要なシーンでBGMを抜いたり、無音にしたりするのはどうしてですか?


細田 「僕は、アニメーションの監督であると同時に、音響関係のこと、役者さんに対しての指示やダビングなども監督してるんですけど、音を抜くという効果は、時には有効だと思っているんですね。
どうしても映画って要素を積み上げていくことが多いんですけど、あんまり積み上げすぎると表現がインフレーションを起こしがちな側面がある。本当は聞こえてるはずの音を引くことによって、見てる人の想像の中で音が鳴るということもあると思うんですね。
いろんな効果を作品ごとに実験しています。」

グェッヘッヘッ!