チアガールへの道

に、似合うかな?

カレーライスの女

発育少女
堂々としたすく水

ペロ山君・・・
お願いがあるの・・・
うん・・・
私を・・・抱きしめて・・・
うん・・・
ぎゅっと・・・抱きしめて・・・お願い・・・
うん・・・ありがとう・・・
ペロ山君・・・私・・・・・・
・・・ううん、何でもない
ごめんね、急に抱きしめてだなんて・・・
でも、もう大丈夫。元気になったから
ペロ山君、私ね、大声を出せるところを探してるの
ほら、チアガールって踊りながら
大きな声を出さなきゃいけないじゃない?
でも、もともとそう言うのは苦手で・・・
誰にも迷惑かけずに練習出来る場所を
探してるんだけど、いい場所がなくて・・・
あ、カラオケボックス! ・・・そうよね、
どうして気づかなかったんだろう
ええ! 連れてって!
ええ。楽しみにしてるわ
じゃあね、ペロ山君


カラオケボックス
フレーッ! フレーッ! きびな!
フレッ! フレッ! きびな!
フレッ! フレッ! きびな!
き・び・な! き・び・な!


あのね・・・
私・・・転校するの
このこと・・・言わなきゃって、
ずっと思ってたの・・・。
でも、どうしても言えなくて・・・
ごめんなさい・・・
(またまたご冗談を)
ううん、冗談じゃないの。本当なの


8月にお父さんが転勤したの。今は単身赴任なんだけど、
家の売り先も決まったし
みんなで暮らそうって・・・

私がいなくなっても、せめて・・・
みんなの思い出の中に残りたかったの

でも、親しい人が増えるほど・・・、
仲良くなればなるほど・・・、
会えなくなるのが辛くなって・・・

私、一人でひっそり転校した方が
よかったのかな?